お疲れさまです!ふかいまさやです!
前回はゆるキャラ的なやつを作り、次はリアルに近い人間のキャラクターモデリングをやっていこうとたくらむ今日この頃。

しかしながら、セミフォトリアルなキャラクターモデリングについて何も知りません。
そこで現役モデラーの方の書籍を読み通したのですが、
- 完成データ付:CGキャラクター制作の秘訣
たくさんの発見がありつつも、正直そこまでやるのかとビビりました。
それに関連して、予習がてらリアルっぽい目玉のモデリングをYouTubeでお勉強。
この記事では、プロのキャラクターモデリングの手法をのぞき見て驚いたことと、僕が実際に目玉のモデリングをしてみたことを、備忘録がてら書いています。
リアルに寄せた目玉の画像が出てくるので、グロテスクなものが苦手な方はご注意!
書籍を読んでいちばん驚いたこと
Kindleで読破!!
こういうキャラ作りたいいい https://t.co/cctb8sO7CE— ふかいまさや-CG勉強ブログ (@fukaimasaya_cg) November 12, 2022
ちょっと前置きでも書きましたが、僕はそのモデリングの細かさに度肝抜かれました。
具体的には、
- 瞳の中の虹彩
- 口の中の空間
- 衣装のファスナー
きっとプロだったら当たり前のことなんでしょう。素人の僕はまあまあ怖気づきました。
ただ、山頂をあおぎ見ているだけでは話になりませんので、手始めに目玉をモデリングしてみることに。
3パターンの目玉をモデリング
左奥から、
- 目玉のテクスチャを貼っただけ
- モデリング&シェーディング(YouTubeを参考に)
- 2をもとに、虹彩だけ個別にモデリング&シェーディング(書籍を参考に)
計3パターンを作成。
やっぱり細部まで作り込んでいる(3)がクローズアップにも耐えられそうですが、実際に動かすとなったときとかは(2)のほうが都合よかったりするのかなと感じました。
(1)目玉のテクスチャを貼っただけ
これは題目どおりです。
他のCG制作ソフトなどを行き来するときは、ひとつの画像に落とし込んだほうがいいのかもしれませんが、こうなると瞳の色だけを変えたり、瞳孔の大きさだけを変えたり、ということが難しくなりますね。
使用したテクスチャは、毎度おなじみTextures.com。
(2)モデリング&シェーディング
自分の眼球を鏡で観察しつつ、こちらのYouTube動画を参考につくりました。
ほかの人のも見ましたが、この動画では虹彩や血管を外部の画像ではなく、Blender標準のテクスチャ(ボロノイテクスチャなど)が使われています。
有料画像データを買う必要なし、ありがたし。
よりリアルを追求するとなったら、有料のものを使うべきなんでしょう。
(3)2をもとに、虹彩だけ個別にモデリング&シェーディング
白目とレンズは(2)を流用し、虹彩のところだけ書籍(『完成データ付:CGキャラクター制作の秘訣』)を参考に作り込み。
書籍ではMayaが使われていますが、考え方やノウハウはCG制作ソフトに依存しないと思います。
ここでも有料の画像を使わず、Blenderのボロノイテクスチャとかを駆使しました。
(一応)モザイク処理のコンポジット方法
サムネのモザイクはこんな感じで。
おわりに
ご覧いただきありがとうございました!
千里の道も一歩からである。
ではまた。